目次(まとめ)

◾️ グローバル変数とは、関数外で定義され、プログラム全体で使用可能な変数

◾️ ローカル変数とは、関数内で定義され、関数内でのみ使用可能な変数

◾️ 参考文献


こんにちは、みっちゃんです。

今回の記事では、Rubyという言語を例にして、グローバル変数とローカル変数の違いについて紹介します。

グローバル変数とは、関数外で定義され、プログラム全体で使用可能な変数

Rubyでは、グローバル変数を "$" をつけて区別します。

例えば、以下のようなスクリプトがあったとき、"g" という変数は、先頭に "$" がついているので「グローバル変数」になっています。

関数外に定義していて、"sum" という関数の内部でも使用することができるような変数になっています。

$g = 1

#-----関数の定義(aとbを足す関数)-----
def sum(a, b)
     return ($g + a + b)
end
#-----ここまで-----

puts sum(1, 2)    #関数を呼び出して、1と2を足して出力

ローカル変数とは、関数内で定義され、関数内でのみ使用可能な変数

逆に、"a" と "b" という変数は、先頭に "$" がついていないので「ローカル変数」になっています。

ローカル変数は、関数の中でしか使うことができません。

したがって、関数の外で、以下のように実行してもエラーが表示されます(undefined local variable)。

puts a
puts b

もちろん関数の中であれば、上のような実行は有効なので、変数の値を取得することができます。

参考文献

きたみりゅうじ「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者」技術評論社