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目次(まとめ)
- ◾️ 折れ線グラフを描くためには、まず散布図を描く
Rを使って折れ線グラフを描くためにはどのようにすればいいですか?
折れ線グラフは、Rのplot関数のオプション設定で描くことができます。
今回の記事では、plot関数を使って折れ線グラフを描く方法を紹介します。
折れ線グラフを描くためには、まず散布図を描く
例えば、以下のようなデータの折れ線グラフを描くことを考えます。
x | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
y | 0.4 | 3.5 | 4.5 | 6.3 | 4.6 | 8.3 | 2.4 | 1.2 | 4.9 | 0.4 |
折れ線グラフは、点をつないだグラフなので、まず、点の散らばりを表す散布図を以下のように描きます。
$ R -q
> x <- c(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10)
> y <- c(0.4, 3.5, 4.5, 6.3, 4.6, 8.3, 2.4, 1.2, 4.9, 0.4)
> plot(x, y)
これを実行すると、以下のように散布図が描かれます。
このように "plot" 関数を実行すれば、デフォルトで散布図が描けますが、オプションを以下のように変えれば、さまざまなプロットになります。
> plot(x, y, type = p) # デフォルトのタイプ
つまり、plot関数のオプションで "type = b" や "type = o" とすれば、折れ線グラフが描けるということになります。
今回の記事では、Rを使って折れ線グラフを描く方法を紹介しました。他にも "lines" 関数なども使うこともできますが、"plot" 関数で描くのが一番簡単です。