目次(まとめ)

  • ◾️ 睡眠には4つの役割がある

  • ◾️ 睡眠時間を長くすればいいわけではない:量より質

  • ◾️ レビュー書籍


しっかり寝てるつもりなのに疲れが取れません。どうやったら疲れが取れる睡眠をとることができますか?

今回の記事では、クロスメディア・パブリッシングから出版されている「まんがでわかる! 元気が出る睡眠」をレビューします。

例えば、8時間睡眠するとしても、1日24時間の2/3に相当します。長い時間なので、できるだけ質の高い睡眠時間になるように改善していきましょう。

睡眠には4つの役割がある

「睡眠とは、疲れをとるもの」という認識が強い方が多いのではないでしょうか。

しかし、実際には、以下に示すような4つの役割があることがわかっています。

睡眠の4つの役割

1. 脳の休息と修復
2. 体の休息と修復
3. 精神の安定
4. 記憶の整理と固定

「1. 脳の休息と修復」「2. 体の休息と修復」については、頭や体が疲れたときにわたしたちが睡眠をとることを考えると、これらが睡眠の基本的な役割だと思います。

一方、「3. 精神の安定」「4. 記憶の整理と固定」については、気づいていない方が多いかもしれません。

「3. 精神の安定」については、ストレスを解消したり、うつ病を予防したいするときに睡眠が有効になります。逆に言うと、睡眠が充実していないと、ストレスが溜まりやすいということになるので注意が必要です。

「4. 記憶の整理と固定」については、寝る前までに覚えたことを脳に定着させたいときに睡眠が有効になります。暗記したいことがあれば、寝る前にやるといいですね。

睡眠時間を長くすればいいわけではない:量より質

本書では「8時間睡眠がすべての人にとって最適な睡眠時間ではない」という趣旨のことが紹介されています。

人によっては、6時間睡眠の方がその日のパフォーマンスが上がったりします。

つまり、睡眠の "時間" ではなく "質" が重要です。

睡眠の質をあげるポイント

1. 湯船に使って、体の内部の温度をあげる
2. 軽めのストレッチや運動をする(→副交感神経を優位に)
3. 寝る前のパソコン操作を避ける(→副交感神経を優位に)

レビュー書籍

鍛治恵「まんがでわかる! 元気が出る睡眠」クロスメディア・パブリッシング


今回の記事では、睡眠の取り方を紹介しました。睡眠時間が極端に短かったり長かったりすると、体の肥満度にも影響がでるようなので、睡眠リズムを整えていきましょう。

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