目次(まとめ)

  • ◾️ "使える" ものではなく "使う" ものを残す

  • ◾️ ものの配置は、"使う" ものだけ残した後に考える

  • ◾️ レビュー書籍


いろいろなものをため込んで、部屋の中がごちゃごちゃです。片付けできる習慣を身につけたいですが、コツはありますか?

今回の記事では、KADOKAWA/中経出版から出版された「たった1分で人生が変わる 片づけの習慣」を紹介します。

狭い範囲を片付けることからはじめて、21日間で片付けを習慣化することができます。

*21日間:脳が当たり前の行動として認識するまでの期間

"使える" ものではなく "使う" ものを残す

本書で提案している片付け(整理)の手順は、以下の通りです。

片付け(整理)の手順

1. 出す
片付けすると決めた範囲(例えば、引き出し)から、そこにあるものを全て範囲外(例えば、引き出しの外)に出す。

2. 分ける
出したものを、「使うもの」と「使わないもの」に分ける。「使えるもの」と「使えないもの」ではないので注意。

3. 減らす
「使わないもの」を捨てたり、リサイクルに出したりして、ものを減らす。

4. 元に戻す
「使うもの」を元にあった場所に戻す。

この4ステップの中で、一番難しいのは「2. 分ける」じゃないでしょうか。

「この服はいつか着ると思う」「捨てるのはもったいない」といったような思いが湧いてきて、なかなか「使わない」という判断ができないと思います。

本書では、15秒程度の短い時間で、「使うもの」「使わないもの」「保留」という分類をすることを提案しています。

「保留」にしたものも、期限を決めて、「使うもの」か「使わないもの」に分類するようにします。

確かに「捨てる」というのは抵抗感が大きいので、できれば再利用させられるような方法を考えたいですね。

ものの配置は、"使う" ものだけ残した後に考える

上に述べた「整理」が終われば、片付けの大部分は終わったようなものです。

次に「整頓」のステップに進みます。

本書で提案している片付け(整頓)の手順は、以下の通りです。

片付け(整頓)の手順 ※「整理」が終わってから行う

1. 分類
「整理」の結果、「使うもの」と判断したものを、大きさや形などで分類する。

2. 配置
ものを置く場所を考える。頻繁に使うものであれば、取り出しやすい場所に置くなど。

3. 収納
ものの置き方を考える。例えば、本の背表紙が見えるように置くなど。2割ほどの空間のゆとりが残るように収納する。

このあたりは、その人の性格やセンスが現れそうですが、楽しみながら習慣化していきましょう。

レビュー書籍

小松易「たった1分で人生が変わる 片づけの習慣」KADOKAWA/中経出版


今回の記事では、片付けのコツを学べる本を紹介しました。ものを減らす勇気をもつことが一番大事ですが、そもそも要らないものを買ったり、もらったりする機会を減らしていくのも大事です。

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