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目次(まとめ)
- ◾️ WordPressテーマによって、必要なカスタマイズの度合いが変わってくる
- ◾️ ブログへのアクセス数は急激に変化するので予測できない
- ◾️ 「毎日更新」ではなく「毎日ブログに触れる」ことを大事にする
ブログを使って情報発信をしてみたいと思っています。WordPressを使おうと思っていますが、どのようなテーマを選択したらいいのかわかりません。実際に毎日ブログを更新したら、どれぐらいの人にブログに訪問してもらえるものなんでしょうか?
私は、2020年の1年間366日間、統計学・プログラミング・情報技術のトピックを中心に、ブログで情報発信してきました。
今回の記事では、ブログ初心者である私が考える、WordPressテーマの選び方や、ブログへの訪問者数の推移など、ブログ運営実績をまとめています。
WordPressテーマによって、必要なカスタマイズの度合いが変わってくる
この記事の執筆時点で、私のブログは、WordPressに標準でインストールされている無料テーマ「TIJAJI」を使っています。
ブログを始めた頃に「このテーマはブログであまり使われていないみたいだけど、シンプルで個人的に好きなテーマ」だと思って、これまで使用してきました。
これまでの経験で、このテーマにおいて残念な点は、以下の点かもしれません。
ブログ初心者が考える、無料テーマ「TIJAJI」の残念ポイント
✔︎ デフォルトの状態では、収益化を目指したブログ運営に必要な機能が備わっていない
例えば、Googleの検索上位に自分の記事を表示させる上で「パンくずリスト」などの設置が重要である、とされていますが、この「TIJAJI」テーマには標準でその機能が準備されていません。
しかしながら、デフォルトの機能が充実していないテーマが悪いということではない、と考えます。
WordPressでは、「パンくずリスト」などの追加機能を「プラグイン」を無料でインストールすることで、ブログに使えるようになっています。
つまり、確かに「TIJAJI」テーマには、デフォルトで「パンくずリスト」は使えないですが、プラグインを追加することで「パンくずリスト」を使えるようになるわけです。
一方で、有名でブログでよく使われている無料テーマである「Cocoon」や「JIN」といったテーマには、デフォルトの状態で「パンくずリスト」などの機能が充実しています。
これらのテーマを使えば、プラグインを追加する作業などが不要になるかもしれませんが、プラグインを追加する過程で身に付くWordPressのカスタマイズの技術は向上しづらい、と考えます。
ただし、プラグインを追加しすぎると、プラグイン間の不具合でセキュリティの面から危険である、と言われていたりするので、あらかじめ、ある程度の機能が充実しているテーマを選んでおくのも良いと思います。
ブログ運営の目的と照らし合わせて、どんなテーマを選んだらいいか、考えてみることをお勧めします。
私は、2020年を「TIJAJI」テーマのカスタマイズとともに過ごせて、良かったと思っています。なぜなら、プラグインを導入しながら、ブログを充実させていく、という過程を楽しむことができたからです。2021年からは、ブログテーマを変えて、情報発信を続けていこうと思っています。
ブログへのアクセス数は急激に変化するので予測できない
ここでは、2020年の私のブログへのアクセス数を紹介します。
ブログを始めて5ヶ月(2020年1月〜5月)
このグラフは、Google Analyticsで測定したアクティブユーザー(訪問者)の数の推移です。
ブログを始めた当初は、もちろん、Googleを含め誰も私のブログの存在を認識していないので、1日あたりのブログへアクセスするユーザー数は、数人でした。
日が経つごとに、ユーザー数が少しずつ増えていき、10人を超える日があれば喜んだ記憶があります。
その一方で「こんなに毎日ブログを更新しているのに、全然アクセスしてくれない」と思う日もありました(今その頃のブログ記事を見返してみると、アクセスされなくて当然、というレベルの記事ですが)。
ただ、私のブログ運営の目的として、アクセス数を増やして収益化する、ということではなかったので、淡々と情報発信を続けました。
そうすると、5月の終わり頃、1日あたりのアクセスユーザー数が、急に30人、40人と増えて「何が起こった?」と不思議に思いました。
それと同時に、「このペースなら1年が終わる頃には、数万人の人がアクセスするのでは」「ブログに人を集めるのは簡単だ」と安易に思っていました。
しかし、そう簡単なものではありませんでした。
6ヶ月目から8ヶ月目(2020年6月〜8月)
7月末までは、順調にブログにアクセスするユーザーの数が増えていきました。
しかし、8月に入ると、徐々にユーザー数が少なくなっていきました。
その頃は、Googleの検索アルゴリズムの変更が行われた頃で、Twitterなどをみていると、その変更の影響で、ブログへのアクセス数が減った人も見受けられました。
わたしのブログへのアクセス数の減少が、Googleのアルゴリズムの影響だったのかどうかはわかりませんが、ブログ初心者の方は、ブログへのアクセス数は、少なからずGoogleの影響を受けるということを認識しておいた方が良いと思います。
わたしのブログの内容は、学生向けの部分が多いので、ただ単に、夏休みで学校が休みになったことが理由かもしれません。
9ヶ月目から12ヶ月目(2020年9月〜12月)
8月にアクセスするユーザー数が減りましたが、9月に入ると徐々にアクセス数が増えるようになりました。
いつの間にか、1日あたりのブログへアクセスするユーザー数が100人を超え、150人を超え、200人を超え、その度ごとに達成感を感じたりしました(これからも、切りの良いタイミングで達成感を感じると思います)。
わたしのブログの場合、記事のトピックが学生向けになっていることで、平日にはある程度のアクセス数になりますが、休日になるとアクセス数が少なくなる傾向がありました。
実際に、年末年始のような休暇に入ると、アクセス数が減っていることが明らかです。
「毎日更新」ではなく「毎日ブログに触れる」ことを大事にする
2020年は、新型コロナウイルスの影響で、いわゆる「新しい生活様式」が求められ、私自身も在宅勤務になる機会が増えました。
ブログ初心者である私が「毎日ブログを更新する」という目標を立てて、その目標を達成できたのは、コロナの影響で在宅勤務になれたことが良い方向につながったのかもしれません。
毎日更新は、ブログ執筆を習慣化するための負荷をかけるために良い策だとおもいますが、同時に、難しい作業です。
また、私のブログの運営実績からみても、毎日更新したからといって、ブログへのアクセス数が順調に増えていくわけではありません。
本業の傍らでブログを始めてみようと考えている方には、毎日ブログに触れる機会を作ることは目指して欲しいですが、アクセスしてくれるユーザーを増やすためにはどうしたらいいか、考えながら運営することをお勧めします。
今回の記事では、ブログ初心者である私自身が、ブログを366日間、毎日更新しつづけた結果を紹介しました。これからブログを始めようと思っている方の参考になれば嬉しいです。