目次(まとめ)

◾️ プログラムの行数か、システムの機能数からコストを見積もる

◾️ 参考文献


こんにちは、みっちゃんです。

今回の記事では、システムを開発するときに発生するコスト(人件費など)をどのように見積もるかについて紹介します。

プログラムの行数か、システムの機能数からコストを見積もる

システム開発のコストを見積もる代表的な方法として、「プログラムステップ法」と「ファンクションポイント法」があります。

プログラムステップ法(Program Step Method)
プログラムステップ法では、プログラムのステップ数から開発コストを見積もります。全体のシステムをなすプログラムを作り上げるために必要な行数から見積もるわけですが、プログラムの行数は、プログラマーの技量によって変わるので、適切な見積もりが難しい欠点があると思います。例えば、ある機能を実装するために、プログラミング初心者は100行要するかもしれませんが、熟練者であれば10行で書き上げられるかもしれません。

ファンクションポイント法(Function Point Method)
ファンクションポイント法では、システムに必要な機能(Function)の数から開発コストを見積もります。全体のシステムに対して、どのような機能がどれぐらい必要なのかを考えて、見積もります。プログラムの行数は、必要以上に増えてしまう可能性があるので、正しい見積もりを行うことはできないかもしれませんが、機能単位では、必要最低限のコストを見積もることが可能になります。

参考文献

きたみりゅうじ「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者」技術評論社