目次(まとめ)

◾️ テストは「単体」「結合」「システム」の順で行う

◾️ 単体テストでは、ホワイトボックスとブラックボックスが用いられる

◾️ 参考文献


こんにちは、みっちゃんです。

今回の記事では、開発したシステムが正しく機能するのか確認するための「テスト」について、その流れを紹介します。

テストは「単体」「結合」「システム」の順で行う

テストは、大きく分けて、3種類のテストで定義されています。

最初に行うテストは「単体テスト」と呼ばれるテストです。

大きなシステムであれば、それを "モジュール" という単位で開発されますが、まずは、それぞれのモジュールが正しく動くかどうかテストするということです。

例えば、ファイルを読み込むモジュールと、ファイルに書き込むモジュールからなるシステムであれば、それぞれのモジュールを分けてテストしていきます。

次に行うテストは「結合テスト」と呼ばれるテストです。

単体テストで正しく動くことが確認できたモジュールを "結合" させたときにも正しく動くかどうかを確認します。

最後に行うテストは「システムテスト」と呼ばれるテストです。

結合テストで確認できた動作について、その性能や耐久性についてテストしていきます。

単体テストでは、ホワイトボックスとブラックボックスが用いられる

単体テストでは、それぞれのモジュールに対してテストを行いますが、その手順について2通りあります。

1つは「ホワイトボックステスト」です。

このテストでは、モジュールに対して、何かを入力して何かを出力するまでの過程で、中身が正しく動いているのかをテストします。

もう1つのは「ブラックボックステスト」です。

このテストでは、モジュールに対して、何かを入力して何かを出力するまでの過程で、中身が正しく動いているのかどうかは無視して、入力に対して正しく出力されるかどうかをテストします。

参考文献

きたみりゅうじ「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者」技術評論社