目次(まとめ)
◾️ 入力/読取の内容を確認するためのチェックディジット
◾️ 参考文献
こんにちは、みっちゃんです。
今回の記事では、わたしたちの身近にあるさまざまな数字の並びに潜む「チェックディジット」について紹介します。
入力/読取の内容を確認するためのチェックディジット
チェックディジット(check digit)とは、"check" のために用意された "digit" のことを意味します。
例えば、コンビニで販売する商品に対して、10桁数字からなるバーコードを割り当てることを考えます。
このとき、10桁目をチェックディジットとして、1~9桁目を商品表現するための実質的なコードにします。
つまり、バーコードは見た目上、10桁数字ですが、その数字の意味合いが、最初の9桁と最後の1桁で異なります。
10桁目のチェックディジットは、あらかじめ決めたルールを使って、1~9桁目の数字から、1桁の数字を算出します。
例えば、「1~9桁目の数字を足したときの1の位の数字をチェックディジットにする」というルールを決めたりします。
例:594833485 ・・・・・9桁の数字
これらの数字の和は "49" になるので、1の位の "9" をチェックディジットにして、以下のようなバーコードにします。
例:5948334859 ・・・・・9桁の数字+チェックディジット
このようなチェックディジットを設定するメリットは、バーコードを何かのシステムに手入力したり、リーダーで読み取ったりしたときに、入力/読取の間違いがないかどうかを確認できるという点にあります。
参考文献
きたみりゅうじ「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者」技術評論社