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目次(まとめ)
- ◾️ 大文字に揃えたければ "upcase"、小文字に揃えたければ "downcase" を用いる
Rubyを使ったプログラミング初心者です。大文字と小文字が混ざった文字列があるのですが、小文字や大文字に揃えたいと思っています。どのようにしたら揃えられますか?
"upcase" メソッドを使えば小文字に、"downcase" メソッドを使えば大文字に揃えることができます。
今回の記事では、大文字、小文字が混ざっている文字列を、小文字や大文字に揃える方法を紹介します。
大文字に揃えたければ "upcase"、小文字に揃えたければ "downcase" を用いる
ここでは、以下のような文字列が与えられたとします。
見ての通り、大文字と小文字が混ざっています。
phrase = "Once You Stop Learning, You Start Dying."
ちなみに、"Once You Stop Learning, You Start Dying." とは、相対性理論で有名なアルベルト・アインシュタインが残した言葉です。
意味としては、"一度学ぶのをやめれば、あなたは死に始める" となります。
"upcase" メソッド:大文字に揃える
p phrase.upcase
#=> "ONCE YOU STOP LEARNING, YOU START DYING."
これは、非破壊メソッドなので、この後に以下のように実行すると、元の文字列が表示されます。
p phrase
#=> "Once You Stop Learning, You Start Dying."
一方で、ビックリマークを付けて、破壊的メソッドとして利用すれば、文字列そのものが置きかわります。
p phrase.upcase!
#=> "ONCE YOU STOP LEARNING, YOU START DYING."
p phrase
#=> "ONCE YOU STOP LEARNING, YOU START DYING."
"downcase" メソッド:小文字に揃える
p phrase.downcase
#=> "once you stop learning, you start dying."
破壊的メソッド
そのメソッドを適用した変数/配列の内容そのものが置き換わる
非破壊的メソッド
そのメソッドを適用した変数/配列の内容そのものは変わらない
今回の記事では、文字列の大文字/小文字を揃えるためのメソッドである "upcase" メソッドと "downcase" メソッドを紹介しました。破壊的メソッドと非破壊的メソッドがあるので、場合によって使い分けましょう。