目次(まとめ)
◾️ 統計検定とは、日本統計学会が行う統計活用能力を測る試験
◾️ 統計検定2級に合格するためにおすすめの参考書3選
◾️ 私の勉強法は「過去問演習」+「間違いの復習」でした
こんにちは、みっちゃんです。
今回の記事では「統計についての基礎学力を客観的に測りたい」「統計検定を受けてみたいけれど、何を勉強すればいいかわからない」「おすすめの参考書を知りたい」という方向けに、わたしが統計検定2級を取得したときに使った参考書や勉強法を紹介します。
統計検定とは、日本統計学会が行う統計活用能力を測る試験
統計検定は、1級、準1級、2級、3級、4級などがあり、毎年6月と11月に行われています(詳細はこちら)。
その中で、統計検定2級は、大学1〜2年生で習得すべき統計の知識が問われる試験です。
試験時間は90分(1時間30分)、マークシート形式の問題(前回の問題はこちら)が35問程度出題され、100点満点中70点程度とれば「合格」となります。
グラフの読み方など、常識的な事柄を問う問題もありますが、大部分は、確率分布や仮説検定などの問題になっています。
したがって「日頃、仮説検定を行なってP値を出しているけど、実は何やってるかわからない」という方には、ぴったりな検定です。
統計検定2級に合格するためにおすすめの参考書3選
私が統計検定2級を受験したのは、まだ統計に詳しくないときでした(むしろ、高校時代は組み合わせや確率の問題は苦手でした)。
そんなわたしでも、ここで紹介する参考書3冊で、一発合格することができました。
1冊目は
日本統計学会「日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集」実務教育出版
です(Amazonページはこちら)。
極端なことをいうと、この公式問題集、つまり過去問だけを解いて内容を理解していけば、合格は間違いありません。
別冊で、統計検定2級に対応した標準テキスト(公式)があるのですが、特に購入して読み込む必要はありません。
どうしても気になる方は、図書館などで借りる程度で、ぱらっと辞書的に利用するぐらいでいいと思います。
2冊目は
向後千春「統計学がわかる (ファーストブック)」技術評論社
です(Amazonページはこちら)。
こちらに関しては、統計学にあまり馴染みがない方、仮説検定などの基礎を固めたい方におすすめです。
対話形式で説明がされていくような内容で、他書に比べてわかりやすいと思います。
3冊目は
栗原伸一・丸山敦史「統計学図鑑」オーム社
です(Amazonページはこちら)。
こちらについては、学習でつまづいたときに、辞書のように調べ物をするときに便利です。
この本の中身としては、統計検定2級の範囲を超えているので、全部を理解する必要はありません。
私の勉強法は「過去問演習」+「間違いの復習」でした
わたしは、統計検定2級の対策期間として、約1ヶ月を費やしました。
毎週末に「過去問演習」を行い、平日に過去問で間違えた問題を "間違いノート" にまとめて「復習」するといったルーティーンで行いました。
当初は、4割程度しか解けなかったのですが、毎週1割ずつ解ける問題が増え、試験前日には8割程度解けるようになっていました(7割以上で合格です)。
なかなか「解く」系の検定試験を受験するという機会はないと思うので、頭の体操という意味合いも含めて、是非受験してみてはいかがでしょうか?