目次(まとめ)

◾️ 挨拶をして自分の存在をアピールする

◾️ 常に "アウトプットする" ことを意識して勉強する

◾️ レビュー書籍


こんにちは、みっちゃんです。

今回の記事では、2011年5月にダイヤモンド社より出版された「入社1年目の教科書」を紹介したいと思います。

著者は、元ライフネット生命保険取締役会長の岩瀬大輔さんです。

タイトルには "入社1年目" とありますが、入社して何年も経っている人、逆に、入社していない人、また、退職した人、など、いろいろな人にとって有益な情報が紹介されています。

挨拶をして自分の存在をアピールする

本書では、50個の指針(例えば、"朝の挨拶はハキハキと")が、それぞれ3ページぐらいでまとめられています。

それぞれが独立した文章構成になっているため、目次の中から気になる指針を見つけて、そこだけ読んでみるという方法もありだと思います(とはいえ、本書の中では "本を速読するな" という指針も登場するので、なるべく精読した方がいいかもしれません)。

例えば、"朝の挨拶はハキハキと" では、挨拶を通して、自分の存在をアピールするべきという趣旨の主張をされています。

私の体験談ですが、高校時代は校則として "挨拶" をすることが多かったですが、大学に入ったとたん "挨拶" をするということに意識が向かなくなってしまいました。

高校時代のように、全員が挨拶をするような状況であれば、挨拶が自分の存在アピールにはつながらないかもしれませんが、周りが挨拶をしない状況であれば、挨拶が存在アピールにつながると思います。

また、挨拶をハキハキとする人が一人いるだけで、その場の雰囲気が良くなると思うので、積極的に挨拶をするように心がけていきましょう。

常に "アウトプットする" ことを意識して勉強する

これは、いわゆる義務教育の弊害とも言える問題かもしれませんが、教科書を最初のページから順々に勉強する人が多いのではないかと思います。

確かに、最初のページから勉強していけば、基礎知識から学んでいけるという点で効率的だと思います。

しかし、"試験に合格する" ために行う勉強と、"社会で生き抜く" ために行う勉強は全く異なります。

例えば、プログラミングをして何かのアプリを作りたいと思ったときに、細かい構文や、専門用語などを勉強する必要は全くありません。

それよりも、既存のアプリがどのようにプログラミングされているのか把握して、もし知らない構文でプログラミングされているのであれば、その構文を調べて自分のものにする、といった手順の方がはるかに効率的です。

つまり、常に "アウトプットする" ことを意識して、勉強することが重要です。

レビュー書籍

- 岩瀬大輔「入社1年目の教科書」ダイヤモンド社