目次(まとめ)

◾️ RAM:主記憶装置やキャッシュメモリで使われるメモリ

◾️ ROM:フラッシュメモリ(SDカードなど)で使われるメモリ

◾️ 参考文献


こんにちは、みっちゃんです。

今回の記事では、コンピュータを構成する "メモリ" に注目して、RAM (Random Access Memory) とROM (Read Only Memory) を紹介します。

RAM:主記憶装置やキャッシュメモリで使われるメモリ

主記憶装置やキャッシュメモリで使われるメモリには、RAM (Random Access Memory) が使われています。

メモリ上のどこに保存されたデータであっても、同じようにアクセスできることから、このような名前が付けられています。

RAMは、さらに "DRAM" と "SRAM" に分けることができます。

DRAM (Dynamic Random Access Memory) は、主記憶装置で使われているメモリです。速度は遅いですが、安いために大容量化が可能です。

一方、SRAM (Static Random Access Memory) は、キャッシュメモリで使われているメモリです。速度は早いですが、高いために小容量になります。

速度価格容量
DRAM遅い安い大きい
SRAM早い高い小さい

ROM:フラッシュメモリ(SDカードなど)で使われるメモリ

SDカードに代表されるようなフラッシュメモリには、ROM (Read Only Memory) が使われています。

基本的には、"Read Only" つまり "読み込みのみ可能" なメモリを意味していて、メモリの内容が製造時の状態で維持されることになります。

しかし、実際には、SDカードのように、"書き込み" も可能な場合もあり、こちらのメモリは、PROM (Programmable Read Only Memory) と呼ばれています。

名前が少しややこしいですが、注意が必要です。

参考文献

きたみりゅうじ「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者」技術評論社