目次(まとめ)

◾️ 描画前にファイル名を指定して、Rで作った図を書き出す


こんにちは、みっちゃんです。

今回の記事では、Rで作成した図(通常は、画面に表示されるだけです)をPNGファイルに書き出す方法を紹介します。

描画前にファイル名を指定して、Rで作った図を書き出す

ここでは、例として、正規分布にしたがう乱数を10個作成して、その値のヒストグラムを作成してみたいと思います。

まず、正規分布にしたがう乱数を10個作成します。

> num <- rnorm(10)
> num
 [1] -0.06055043  0.12499954  1.14238382 -1.37079348 -1.21343242 -1.58449227
 [7]  0.91579040 -0.61212810 -1.10475624 -0.03152133

ヒストグラムは、以下のように描画することができます。

> hist(num)

これを実行すると、通常は、画面にヒストグラムが表示されます。

この図を、PNGファイルに書き出すためには、以下のように実行します。

> png("./histogram.png")
> hist(num)
> dev.off()

これを実行すると、Rを実行したディレクトリに、"histogram.png" というファイルが作成されます。