こんにちは、みっちゃんです。
今回の記事では、「近代マーケティングの父」として有名な「フィリップ・コトラ(Philip Kotler)」のマーケティング理論について紹介したいと思います。
目次(まとめ)
- コトラーさんはマーケティングの第一人者
- コトラーさんは有名な業績を多数残している
- マーケティングには、STPパラダイムが重要
コトラーさんはマーケティングの第一人者
「マーケティング」とは、市場が求めている商品やサービスを調査し、その商品やサービスを効率的に顧客に届けようとする概念です。
この「マーケティング」の分野で有名な研究者の1人が、アメリカ人の「フィリップ・コトラ(Philip Kotler)」さんです。
現在は、アメリカのシカゴにあるノースウェスタン大学で特別教授の肩書きをもっています。
コトラーさんは有名な業績を多数残している
「マーケティング」には、いろいろなフェーズがあります。
例えば、どういう製品を作るのか、どのような価格を設定すればいいのか、どうやって広告したらいいのか、どのように顧客に届ければいいのか、などです。
つまり、マーケティングは、さまざまなフェーズに対するツールを組み合わせることで実行することができるわけです。
基本的には、4Pに分類されるツールの組み合わせが考えられます。
- Product(製品)
- Price(価格)
- Promotion(プロモーション)
- Place(流通)
コトラーさんは、この4Pを少し拡張して、6P理論や7P理論を提唱しました。
【6P理論】
- Product(製品)
- Price(価格)
- Promotion(プロモーション)
- Place(流通)
- Public opinion(世論)
- Political power(政治力)
【7P理論】
- Product(製品)
- Price(価格)
- Promotion(プロモーション)
- Place(流通)
- People(人)
- Processes(プロセス)
- Physical evidence(物的証拠)
今回の記事では、もう1つの有名な業績である「STPパラダイム」を紹介します。
マーケティングには、STPパラダイムが重要
「STPパラダイム」の「STP」は3つの単語の頭文字です。
- Segmentation(セグメンテーション)
- Targeting(ターゲッティング)
- Positioning(ポジショニング)
つまり、市場の細分化(S)、市場の選定(T)、市場での位置付け(P)です。
市場にはいろいろなニーズをもついろいろな人がいます(インターネットビジネスとなるとなおさらです)。
全ての人に対して有益な商品やサービスを提供できれば素晴らしいですが、現実的には不可能に近いです。
そこで、まず市場をグループ分けするということになります。
グループ分けが完了したら、次はどのグループをターゲットにするか考えます。
自分が提供できるサービスとマッチしそうな市場を選ぶということです。
市場を選んだら、次はその市場で名をあげることを目指します。
例えば、「動画配信サイトといえばYouTube」といった具合に、市場に認識されるようになることを目指すことになります。
みなさんも「STPパラダイム」に沿って独自の市場を開拓してきましょう。