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目次(まとめ)
- ◾️ 散布図の横軸/縦軸を対数にする方法
- ◾️ 箱ひげ図の縦軸を対数にする方法
- ◾️ 関連記事
R言語で作ったプロットの軸を対数に変更したいです。どのように設定すればいいですか?
プロットするときに、"log" オプションを追加するだけで、対数にしたい軸を対数にすることができます。
今回の記事では、"log" オプションの使い方を紹介します。
散布図の横軸/縦軸を対数にする方法
いま、以下のような "x" と "y" があるとします。
> x <- c(4, 6, 20, 100, 2000)
> y <- c(2, 5, 23, 395, 2940)
このデータを使って散布図を描くと、以下のようになります。
> plot(x, y, pch = 19)
設定しているデータの数字の桁数がバラバラということもあり、通常の軸で散布図を描くと、上のように、全体のデータが見づらくなってしまいます。
そこで、"log" オプションを使って、"x" 軸、"y" 軸、"xy" 軸を対数軸にしてみます。
> par(mfrow = c(1, 3)) # 以下3つの図を並べて表示するためのオプション
> plot(x, y, pch = 19, log = "x", main = "x")
> plot(x, y, pch = 19, log = "y", main = "y")
> plot(x, y, pch = 19, log = "xy", main = "xy")
箱ひげ図の縦軸を対数にする方法
散布図と同じように、他のプロットでも同じように "log" オプションを活用して、対数軸を設定することができます。
> boxplot(x, y, names = c("x", "y"), log = "y")
関連記事
今回の記事では、"log" オプションを使って、対数軸をつくる方法を紹介しました。データの特性や、主張したいことなどによって、対数軸をうまく利用しましょう。