目次(まとめ)

◾️ ルータは、IPアドレスをもとにネットワーク間の通信を可能にする

◾️ ハブは、複数のコンピュータを接続してネットワーク通信を仲介する

◾️ NICは、コンピュータがネットワークに接続するために必須の装置

◾️ 参考文献


こんにちは、みっちゃんです。

今回の記事では、われわれの生活に欠かせないネットワーク通信を可能にする3つの装置を紹介します。

ルータは、IPアドレスをもとにネットワーク間の通信を可能にする

ネットワーク通信の基本は「情報のやりとり」です。

情報には、宛先を示すIPアドレスがついていて、ルータはこのIPアドレスをもとにネットワーク間の通信を行います。

IPアドレスについては、以下の記事をご覧ください。

通常、1つのネットワークに対して、1つのルータが準備されていて、ネットワークの外へのアクセスは、このルータが関わってきます。

例えば、大学では、研究室単位でルータをもっていて、その研究室のメンバー同士が1つのネットワークに入るようにネットワークが構成されています。

このおかげで、プリンターなどを研究室内で共有できたりするわけです。

ハブは、複数のコンピュータを接続してネットワーク通信を仲介する

ハブは、複数のコンピュータが集まる場面で使われている装置です。

電源ケーブルでいうところの「マルチタップ」に相当します。

例えば、わたしたちは、壁のコンセントは1つしかないけれども、そのコンセントに「マルチタップ」をつければ、コンセントの穴が増えることを知っています。

同じように、外のネットワークとのやりとりは「ルータ」が担っていますが、ルータから中のネットワークへ、ケーブルを使って信号を流すときには、信号を複数のコンピュータに割り振る必要がでてきます。

そこで活用されるのが「ハブ」という装置です。

NICは、コンピュータがネットワークに接続するために必須の装置

NICとは「Network Interface Card」の略です。

デスクトップコンピュータを使っている方なら、馴染み深いと思いますが、コンピュータをネットワークを接続するために、LANケーブルを接続します。

コンピュータ側の、このLANケーブルを指すための装置を「NIC」と呼びます。

参考文献

きたみりゅうじ「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者」技術評論社