こんにちは、みっちゃんです。
先日、当サイトの「プライバシーポリシー」を作成しました(こちら)。
その中で「Cookie」という単語がでてきます。
今回の記事では、「Cookie」とは何か、紹介したいと思います。
目次(まとめ)
- Cookieの仕組みは、クロークでの荷物受け渡しに例えられる
- Cookieとは、Webサーバにアクセスしたユーザーの情報を一時的に保管する仕組み
- プライバシーやセキュリティーに関する注意が必要(定期的に削除しよう)
Cookieの仕組みは、クロークでの荷物受け渡しに例えられる
Wikipediaの解説を参考にすると、Cookieの仕組みは、上の図で示すような、クロークでの荷物の受け渡しに似ています。
クロークでは、預かった荷物に対して引換証を発行し、それをあとで交換するようなシステムで荷物をやり取りすることが多いと思います。
このようなシステムを、「Webサーバ(Webページ)」と「ユーザー」という関係に置き換えた仕組みを担うのが「Cookie(クッキー)」です。
Cookieとは、Webサーバにアクセスしたユーザーの情報を一時的に保管する仕組み
ユーザーは、ネットワークにつながったコンピュータを使って、さまざまなWebサイトにアクセスして、さまざまな情報を得ています。
みなさんも経験をお持ちだと思いますが、1回目のアクセスの際には(当然)ログイン情報を打ち込む必要があるけれども、2回目以降のアクセスの際には、ログイン情報があらかじめ表示されていたりします。
例えば、Amazonで買い物するときにログインしますが、一旦別のサイトを閲覧して戻ってきたとしても、ログイン情報は保持されています。
このような仕組みの裏では「Cookie」が利用されています。
上の図で示しているように、Webサーバは、アクセスしたユーザーに「情報」だけでなく「Cookie」を渡しています。
この「Cookie」が2回目以降のアクセスでWebサーバに送られることで、前回の情報が残るような状況を可能にしています。
つまり、わたしたちはさまざまなWebサイトを閲覧するたびに、(多くの場合)知らず知らずのうちに「Cookie」をコンピュータやスマートフォンの中に溜めていっているのです。
当サイトのプライバシーポリシーで述べているように、「Googleアナリティクス」などのアクセス解析ツールは、Cookieを収集することで、当サイトの訪問者が当サイトや他のサイトにアクセスした際の情報などを集めて解析しています。
プライバシーやセキュリティーに関する注意が必要(定期的に削除しよう)
(多くの場合)知らず知らずのうちに使っている「Cookie」ですが、上で述べたような特性から、プライバシーやセキュリティーに関する注意が必要であることがわかります。
例えば、インターネットカフェなどにある不特定多数の人が操作するコンピュータを使って、Webサイトにログインしてしまうと「Cookie」がそのコンピュータに残ってしまい、他人に悪用される可能性があります。
一般に、不特定多数の人が操作するコンピュータでは、操作する人が変わるタイミングで「Cookie」を全て削除するような仕組みになっているようですが、注意は必要です。
例えば、Google Chromeを使っている方は、こちらのページを参考に、「Cookie」の削除が可能です。
他の、Webブラウザを使っている方も、同様の手順で削除可能です。
パスワードを定期的に変更するように、「Cookie」の定期的に削除するなどの対応をとったほうがいいかもしれませんね。