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目次(まとめ)
- ◾️ サブドメインは、すでに持っている独自ドメインから設定できる
- ◾️ エックスサーバーでサブドメインを設定する
- ◾️ サブドメインにWordPressをインストールする
WordPressを使ってブログを運用しているのですが、全く違うテーマの記事を同じブログに置くのは抵抗があります。新しくドメインを取得すればできると思いますが、有料になるので迷っています。無料で複数ブログを運用する方法はありますか?
無料で複数ブログを運用する方法には、①サブドメインで運用、②サブディレクトリで運用、の2通りがあります。
今回の記事では、サブドメインを使って、複数ブログを運用するための手順について紹介します。
サブドメインは、すでに持っている独自ドメインから設定できる
WordPressなどですでにブログを運用している方であれば、「独自ドメイン」の取得経験があると思います。
例えば、このWebサイトの独自ドメインは、以下のようなもので、お名前.com(https://www.onamae.com)から取得しました。
独自ドメイン:mi-chan-nel.com
ものにもよりますが、ドメイン利用料として年間で2000円ぐらいかかります。
複数のブログを運用する場合に、複数の独自ドメインの契約をすれば、その数、利用料が増えていきます(例えば、10個の独自ドメインを契約すれば 2000×10円)。
そこで、すでに契約している独自ドメインから「サブドメイン」を設定することができます。
例えば、私が設定したサブドメインは、以下のようなもので、利用しているレンタルサーバーであるエックスサーバー(https://www.xserver.ne.jp)で設定しました(無料です)。
サブドメイン:b-side.mi-chan-nel.com
サブドメインとは、ドメインの先頭に好きな文字列を追加する形で設定することができます。
エックスサーバーでサブドメインを設定する
サブドメインの設定は、レンタルサーバーのサーバーパネルから行います。
「トップページ」→「ドメイン」→「サブドメイン設定」に移動して、「サブドメイン設定追加」をクリックします。
サブドメイン名として「好きな文字列」を入力します。例えば、わたしは "b-side" と入力して、サブドメイン "b-side.mi-chan-nel.com" を設定しました。
設定後、設定内容がサーバーに反映されて利用できるようになるまで、少し待つ必要があります。
利用可能になれば、ブラウザからサブドメインのURLにアクセスして、以下のような画面が表示されます。
このサブドメインに対して、Webサイトのデータを新たにインストールするのが次のステップになります。
サブドメインにWordPressをインストールする
WordPressのインストール方法は、すでにブログを運用している方であればご存知だと思います。
ここでは、エックスサーバーのサーバーパネルからインストールしていきます。
「トップページ」→「WordPress」→「WordPress簡単インストール」から、WordPressをインストールするドメインを選択します。
選択するのは、「サブドメイン」ではなく「独自ドメイン」です。
「WordPressインストール」のタブで、以下のように表示されるので、サイトURLの箇所で「サブドメイン」を選択します。
「ブログ名」「ユーザー名」「パスワード」「メールアドレス」を設定して、インストールします。
この作業が終えれば、サブドメインに対してWordPressの管理画面URLが発行されますので、カスタマイズしていきましょう。
今回の記事では、「サブドメイン」を設定して、複数のブログ運用をはじめる手順を紹介しました。サブドメインを利用して作ったブログは、もとのドメインを利用して作ったブログとは、全く別物として検索エンジンに認識されます。