目次(まとめ)

◾️ MATLABの魅力は、簡単な数値解析操作と美しいグラフィックスにあり

◾️ ライセンス料は、産業分野、学生、個人のカテゴリーで異なる

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こんにちは、みっちゃんです。

数値解析をするためのソフトウェアの購入を考えているけど、おすすめの数値解析ソフトウェアはありますか?

有料の数値解析ソフトウェアとしては、MATLABというソフトウェアが2000年頃からよく使われています。

今回の記事では、数値解析ソフトウェアのMATLABについて、その概要と価格設定を紹介します。

MATLABの魅力は、簡単な数値解析操作と美しいグラフィックスにあり

理工学分野で有名な数値解析ソフトウェアとして、MATLAB(Matrix Laboratory)というソフトウェアがあります。

MATLABは、アメリカのMathWorks社が開発している有料ソフトウェアです(ホームページはこちらです)。

MATLAB単体でもさまざまな数値計算を行うことができますが、目的に応じて、使える機能を増やすことができます。

その時には、ツールボックス(Toolbox)をオプションとして導入します。

ツールボックスの一覧は、こちらのページで確認することができますが、さまざまなツールボックスが準備されています。

例えば、最近流行りのディープラーニングを行う場合にはDeep Learning Toolbox、金融工学に関わる計算を行う場合にはEconometrics Toolbox、宇宙に関わる計算を行う場合にはAerospace Toolboxなどがあります。

ライセンス料は、産業分野、学生、個人のカテゴリーで異なる

MATLABは、基本的に毎年ライセンス料を支払うことで使うことができます(評価版は、30日間無料で試用することができます:こちら)。

ライセンス料は、ソフトウェアを使う人がどのような組織に所属しているかによって変わってきます。

一般企業の方の場合には、以下のような価格になります(2020年10月現在:最新情報はこちら)。

永久ライセンス
(2年目以降の保守サービスには年会費が必要)
285,000円
年間ライセンス114,000円

教育機関の研究者の場合には、以下のような価格設定になっています(2020年10月現在:最新情報はこちら

永久ライセンス
(2年目以降の保守サービスには年会費が必要)
72,500円
年間ライセンス36,250円

学生の場合には、以下のような価格設定になっています(2020年10月現在:最新情報はこちら

通常版4,990円
パッケージ版9,990円

※パッケージ版は、MATLAB, Simulink, Control System Toolbox, Curve Fitting Toolbox, DSP System Toolbox, Image Processing Toolbox, Instrument Control Toolbox, Optimization Toolbox, Parallel Computing Toolbox, Signal Processing Toolbox, Statistics and Machine Learning Toolbox, Symbolic Math Toolbox のセットになっています。


個人の場合には、以下のような価格設定になっています(2020年10月現在:最新情報はこちら

通常版15,500円

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