目次(まとめ)

◾️ 塗りつぶし色は "bg"、枠の色は "col" オプションで指定


こんにちは、みっちゃんです。

今回の記事では、Rを使用して散布図を描くときに、一つ一つの点の "塗りつぶし色" と "枠" の色を指定する方法を紹介します(Rについての詳細はこちらの記事をご参照ください)。

塗りつぶし色は "bg"、枠の色は "col" オプションで指定

ここでは、例として、正規分布にしたがう乱数を10個ずつ作成して、その値を使って散布図を作成してみたいと思います。

> num_a <- rnorm(10)
> num_b <- rnorm(10)

これらの値を使って、以下のように散布図を描きます。

> plot(num_a, num_b)

この状態では、"塗りつぶし" の色が白色、"枠" の色が黒色になっています。

これらの色を変更するためには、以下のように実行できます。

まず、マーカーのタイプを "pch = 21" にします。上の図のように、デフォルトの状態では、"pch = 1" になっています。

例えば、"塗りつぶし" の色をピンク色(bg = "pink")、"枠" の色を赤色(col = "red")にするには、以下のように実行します。

> plot(num_a, num_b, pch = 21, col = "red", bg = "pink")