目次(まとめ)

◾️ ハードディスクは高速回転する円盤に情報を記録する

◾️ ハードディスクの初期化で複数の記憶領域を作り出す

◾️ 参考文献

◾️ 関連記事


こんにちは、みっちゃんです。

今回の記事では、わたしたちの生活に欠かせないハードディスクに、どのように情報が記録されて、読み出されているのかを紹介します。

ハードディスクは高速回転する円盤に情報を記録する

ハードディスクには、磁性体(簡単に磁気を帯びる性質がある物質)と呼ばれる物質が塗られた円盤が1枚以上入っています。

この円盤のことを「プラッタ」と呼びます。

プラッタは、 "超" 高速に回転させることで円盤上に磁場が生じる、という特徴をもっています。

この磁場を操作することで、データを書き込んだり、読み込んだり、することができます。

ハードディスクの初期化で複数の記憶領域を作り出す

ハードディスクを使うときには、使う前に、さまざまなフォーマット形式を指定して、初期化します。

初期化すると、プラッタ上に複数の記憶領域を作り出すことができます。

プラッタは、円盤なので、まず複数の "輪" で分割します。

円盤の中心(つまり円心)にできる輪は小さくなり、外周にある輪ほど大きくなります。

この "輪" のことを「トラック」と呼びます。

さらに、トラックを複数の円盤についてまとめたものを「シリンダ」と呼びます。

トラックを複数に分けてできる領域を「セクタ」と呼びます。

データは、このセクタに対して記録されていきますが、このセクタの容量で記録できない場合には、複数のセクタからなる「クラスタ」に記録します。

参考文献

きたみりゅうじ「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者」技術評論社

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