こんにちは、みっちゃんです。
私は、プログラミングを10年以上やっていますが、今回の記事では、Rubyの使い方を導入編として紹介したいと思います。
目次(まとめ)
- Rubyとは日本人が開発したプログラミング言語です
- プログラミング環境はMacOS上で整備しよう
Rubyとは日本人が開発したプログラミング言語です
プログラミングとは、プログラムを作ることです。
プログラムを作るための言語は、専門性や汎用性、解釈性などの観点でみると、多種多様です。
例えば、近年の人工知能をプログラムするためにはPythonという言語が人気だと思います。Pythonは、オランダ人のグイド・ヴァンロッサム(Guido van Rossum)さんが開発した言語です。
他にも有名どころで考えると、C言語はアメリカ人のデニス・マカリスター・リッチー(Dennis MacAlistair Ritchie)さん、Perl言語はアメリカ人のラリー・ウォール(Larry Wall)さんに開発されています。
そんな中、Rubyという言語は、日本人のまつもとゆきひろさんによって開発され、初心者にも優しい言語として知られています。
プログラミング環境はMacOS上で整備しよう
まず、MacOSの標準ソフトウェアの「ターミナル」を開いて、以下のように入力します。ここでは、Macが標準で用意している開発者ツールであるXcodeをインストールしています。
$ xcode-select --install
次に、Homebrew(https://brew.sh/index_ja.html)をインストールするため、以下のように入力します。Homebrewがインストールできると、"brew"コマンドを使って、いろいろなツールを簡単にインストールできるようになります。
$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
"brew"を使って、rbenvとruby-buildを以下のようにインストールします。rbenvは、rubyのバージョンを管理するためのツールです(ちなみに、pythonのバージョンを管理するときにはpyenbを使います)。ruby-buildは、rbenvのプラグイン(機能を追加するプログラム)です。
$ brew install rbenv
$ brew install ruby-build
次に、コマンドを使ってさまざまなバージョンのrubyをインストールするため、ホームディレクトリ上のファイル(~/.bash_profile)に追記します。ここでは、以前の記事で紹介した、catコマンドを使用して追記します。
$ cat << 'EOS' >> ~/.bash_profile
> export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"
> if which rbenv > /dev/null; then eval "$(rbenv init -)"; fi
> EOS
このファイル(~/.bash_profile)を書き換えたら、有効化する必要がありますので、以下のように実行します(もしくは、ターミナルの再起動)。
$ source ~/.bash_profile
これで、あなたのパソコンでrbenvが使えるようになりました。次に、rbenvを用いて、インストールできるrubyのバージョンを確認します。
$ rbenv install --list
実行すると、"Available versions:"として、インストール可能のさまざまなバージョンのrubyがリストアップされるので、いまあなたが所望としているバージョンのrubyをインストールします。例えば、"2.4.0"というバージョンの場合は、以下のように入力します。
$ rbenv install 2.4.0
パソコン全体で同じバージョンのrubyを使いたい場合は、以下のように入力します。
$ rbenv global 2.4.0
また、特定のプロジェクト(ディレクトリ)でのみ、そのバージョンのrubyを使いたい場合は、以下のように入力します。
$ rbenv local 2.4.0
以上で、rubyが使えるようになりました。
また、同様の手順は、Pythonなど他の言語の場合にも応用できるので、是非覚えておいてください。